ホビノオト

ホビヲノエの中の人のつぶやき

蝶々が電車に入ってきて飛び回る

朝、停車駅で開いたドアから蝶々が入ってきた。黒と青の羽がとても綺麗で、野原であれば追いかけたくなる美しさ。しかし、ここは車内。かなりざわつく。誰のところで羽を休めるのかしら。自分のところだけには来ないでほしい。虫嫌いであろう乗客たちの引き攣った顔。蝶々は注目を浴びながら悠然と飛び回り、しばらくして外へ。安堵する乗客。車内は謎の一体感に包まれていた。